龍宮小屋(尾瀬)
龍宮小屋さんは、至仏山と燧ヶ岳の中程に位置する竜宮十字路にある山小屋です。
近くには水流が吹き出し、吸い込まれる「竜宮現象」が見られ、その名前の由来になっています。
木に囲まれ、朝靄がかかった小屋の姿は幻想的です。
案内していただいたのは、こちらの8畳程のお部屋。
もう一組ご夫婦の予約が入ってますとのことでしたが、結局来ず、貸切個室で使わせていただきました。
(この日は、その他のお部屋もそうだったみたいです。)
山小屋で個室なんて初めて!ラッキー!
ハンガーもあるし、どうでしょう、もう完全に旅館です。レトロでカワイイ。
登山靴は、2階にある靴箱に置き、部屋番号の洗濯ばさみをつけてくださいとのことです。
窓からの景色。
歩いてきた木道が見えます(ガスってなければ至仏山も)。
配膳が始まる時間までは、食堂が談話室として解放されています。
暖炉もありあったかい。
やかんのお茶と、尾瀬のお菓子(餡子が入り和菓子)を頂きます。
竜宮小屋のスタンプget。二種類あります。
夕食メニューはこんな感じです。
ハンバーグ、イワシの煮付けとダブルメインで豪華です。
お味噌汁と、ふきの煮物は手作り感が感じられておいしかったです。
なんと尾瀬の山小屋はお風呂付き!
16時から20時まで入れます。
洗い場は1つ、浴槽は2人以上はいると気まずい感じな広さですが、汗を流せるだけで幸せです。
※シャンプー・石けん類は使用NGです。
この日はタイミングよく、一番風呂に入ったご婦人2人とすれ違い、私は貸し切りでした!木の浴槽がきもちいいー!
食後のコーヒータイム。
山小屋でもコーヒーは頂けますが、豆とドリッパーを持参して淹れました。
ジェットボイルならお湯もすぐに沸きます。
おやつは、Shozo coffeeさんのスコーン(オレンジホワイトチョコ)。
私のお気に入り、定番の山おやつです。
談話室にあったガイドブック。
なかなか絵が素敵で、情報も豊富!
中身はぜひ尾瀬の小屋で確認してみてください。
洗面スペースも広くて、混み合うこともありません。
水があるって素晴らしいですね。
2日目の朝食。
手作りの甘い梅干しと、海苔ダレの納豆がポイント高め。
本当に、旅館の朝ご飯という感じです。
あんまり居心地がいいので二度寝したくなりますが・・・
お布団をたたんで、出発。
朝日が差し込んで、天気がよくなりそうな予感です。
尾瀬ケ原の真ん中に位置するこの龍宮小屋は、どこへ行くにもアクセスが良く、朝晩は静かな時間を過ごせます。
尾瀬で宿泊する際は、おすすめです。